第1回臨時会報告
今回の臨時会は、新型コロナ感染拡大により国の緊急事態宣言が出されるなかで開かれ、感染症緊急対策の補正予算が審議されました。
医療崩壊を食い止める
都医師会によりPCR検査センターの設置が進んでおり、都から感染対策などへの支援をおこなうよう求めました。また、ドライブスルー方式なども提案し、適切に対応していくという前向きの答弁がありました。 都内4000床の病床確保のために、病院の空床確保や、医師・看護師確保、病院の減収補填など、十分な支援を行うことや、コロナ専門病院の設定を求めました。
都立病院・公社病院は、新型コロナ感染症から都民の命を守る、かけがえのない役割を発揮しています。経営効率優先で都民の医療を後退させる独立行政法人化は撤回し、不採算の行政的医療を拡充することこそ必要です。
自粛と補償はセットで
補正予算で感染拡大防止協力金が盛り込まれたことは一歩前進ですが、協力金の対象事業者は、都内中小企業、個人事業主の約3割にすぎないことが明らかになりました。そもそも、協力金の対象業者を線引きすること自体見直すべきです。感染拡大防止のためにも、自粛と補償をセットで行うことを提案しました。
声を上げ力を合わせ未来開く
都民の運動により、ネットカフェ休業などで住まいを失った方のためのホテルの確保数が拡充。休業したライブハウスがインターネットで動画配信した時でも、協力金の対象になりました。声をあげれば政治は変わります。
共産党都議団は、みなさんの声に耳をかたむけ、引き続き問題の解決のために力をつくします。