共産党都議団は1月27日、小池知事あてに後期高齢者医療保険料抑制のために、財政安定化基金の活用を求める申し入れを行いました。
現在の保険料は一人当たり年9万7127円ですが、2020年、2021年度の保険料は3926円の値上げとなり、年10万1053円となります。
年金支給額が減り、消費税増税などで生活が厳しい中、保険料の値上げは命に直結します。2017年度までは東京都の財政安定化基金を活用して値上げを抑えていましたが、来年度には活用されていません。
共産党都議団は、現在約212億円積み立てられている東京都の財政安定化基金を活用し、値上げを回避するよう、強く求めました。
※75歳以上高齢者の保険料負担抑制を求める申し入れの様子。左から3人目が藤田りょうこ(1月27日)