12月11日、都議会第4回定例会の一般質問に立ち、台風被害の応急修理・浸水被害支援・精神保健福祉などを質しました。※写真、左中段。
田園調布では多くの世帯が被災し、生活再建のために自分で修繕、支払いされた方も多かったため、一般質問ではみなさんのお話を紹介しながら、改めて支援の拡充を求めました。都は「国の制度の対象も含め、支払い済みのものも支援の対象にする」と答弁しました。 また、住宅周辺にたまった大量の泥を流すため、たくさんの水道を使ったことも紹介し、全国では水害被災者の水道料金減免をしていることも調べ、都としても実施することを要望しました。はじめは困難としていたものが、答弁では「慎重な対応が必要」としつつも〝他都市の減免の実態は承知している〟〝災害にあわれた被災者への配慮の意義は理解する〟という姿勢をみせました。※写真、中央上は田園調布5兆目の被災者宅でお話を伺う様子(10月23日)。
精神疾患に対する偏見で、治療が必要な方が受診をためらったり、本人も家族も苦しんでいます。精神疾患は10代から20代にかかりやすく、早期に治療を始めることが回復にも効果があります。知事は「精神疾患についての正しい理解の促進 に取り組むことが重要」と答弁しました。
教育庁も精神疾患において、適切に教えられるように学校を支援していくと答えました。
特別支援学校の医療的ケア 常勤看護師の増員を
医療的ケアの必要な児童、生徒が親の付き添いなく通い、学べることは、子どもたちの自立と自信につながります。現在、特別支援学校で医療的ケアに当たる看護師は非常勤なため、採用が難しかったり安定しなかったりしています。教育庁も看護師の「安定した配置をすることが重要」としながらも、常勤看護師の増員には至っていません。引き続き改善を求めてまいります。
以下は一般質問の動画です。ぜひ、ご覧下さい。