羽田新飛行ルートは白紙撤回を
国は、これまで認められなかった都心の低空飛行を解禁する羽田新飛行ルートを、来年3月29日から運用を開始すると決定しました。これまで小池知事は「地元の理解が前提」としてきましたが、共産党都議団の質問に対し、「国が理解したと判断した」として、責任逃れをしました。さらに、「国際競争力やオリ・パラ大会の円滑な運営を理由にすれば、なんでも許されるのか」との質問にも、都民の命や安全より国際競争力を上におくかの様な答弁をしました。大規模空港は、安全確保、騒音防止、地域との共存を重視するのが世界の流れです。共産党都議団は、命と暮らしを無視した羽田新飛行ルートの白紙撤回を、引き続き求めていきます。
カジノは誘致すべきではない
共産党都議団の調査により、都がカジノを含む総合リゾート・IRの導入を、場所やスケジュールについて具体的に検討していることが明らかになりました。わが党はその事実を示し、カジノ誘致の検討中止を迫りましたが、知事はIRのメリット・デメリットの検討を行う、というごまかしの答弁をしました。
しかも、わが党の情報公開請求で出された資料の多くが黒塗りです。不都合なことが都民の目に触れないようにするものであり、情報公開、都政の透明化を進めると言ってきた知事の公約違反ではないかと追及しましたが、知事は答弁さえ行いませんでした。
人のお金を巻き上げ、ギャンブル依存症を増やし、貧困と格差を広げるカジノ誘致はすべきではありません。
※写真は、都の開示した黒塗り資料=「都職員によるイギリス視察時のギャンブル依存症対策資料等」