難聴と生活の質


「聞き取りにくくなったから、外出がおっくう」

そのような方はいらっしゃいませんか?日本共産党都議団の調査でも「サークルでみんなの声が聞こえない」等の切実な声が寄せられました。難聴は不便なだけでなく、人間関係にも影響します。難聴になると家の中でも社会でも孤立し、引きこもりがちになると言われています。
早期の使用が大切
聴力は低下したまま長い時間がたつと、脳の聴覚野(音を聞く大脳の部分)が萎縮します。悪化してから補聴器を使用した場合、脳が音を聞き分ける力を取り戻すには長い時間のリハビリ(トレーニング)が必要になるので、できるだけ早い時期に補聴器を使うことが大切です。また、補聴器なら何でもいいのではなく、自分の難聴の種類や生活環境に合わせて調整することが重要で、そのためには「補聴器相談医」に診断してもらい、「認定補聴技能者」がいる認定補聴器専門店で、何か月かの調整とリハビリを行う必要があります(専門店は都内に87件、大田区内に4件あるようです)。

聞こえることで生活の質が向上
日本補聴器工業会の調査では、補聴器の使用で「生活の質が改善した」方は9割に上ります。補聴器が高額だからと、あきらめている現状の改善が急がれます。