神経病院は民間任せでない整備を


東京都は、府中市にある神経病院の建替えに際し、PFI手法(民間に施設整備や公共サービスの提供をまるごとゆだねる手法)も含めて検討するとしています。

 膨らむPFI事業への支出

 これまで都は、4病院の建設や管理運営にPFI事業を導入してきました。厚生委員会で、駒込病院と多摩総合医療センター・小児総合医療センターのPFI事業において、支払いが多額に上り、今の契約額を数百億円単位で上回る可能性を指摘しました。都が「契約額を上回る可能性もありうる」と答えたことは重大です。「なし崩しのような形で支出が増え、それを追認するような契約更新がされるなどと言うことは決してあってはならない」と厳しく指摘しました。

※病院でのPFI事業の実施決定数は減少しているグラフを示す藤田都議(3月15日厚生委員会)

専門性の高い神経病院

 神経病院は、専門性の高い医療を必要とする難病患者さんが入院する病院です。視察では、病状にあわせて廊下や部屋の入口に様々な工夫が施されていることがわかりました。神経難病では人工呼吸器が必要になることが多く、ベッドまわりが個別対応できたり、コミュニケーションツールの研究をされたりしていました。専門性の高さから見ても、患者などの意見を反映させるためにも、民間任せのPFI手法は行うべきではありません。

※神経病院の視察にて、文字盤の研究について聞き取る藤田都議(3月7日)